ニュージーランド不妊治療③ 検査内容

ニュージーランド不妊治療

前回のブログでは不妊治療を公的機関にて行う際の条件などについて紹介しました。

今回は、実際に最初に行う検査について紹介していきたいと思います。
自分が不妊治療を始める際、日本での検査方法など調べたのですが、この検査内容は日本でもほぼ同じでした。
こちらもあくまで自分の経験に基づきますので、検査内容や行う時期などは各個人で異なる可能性があること、ご理解いただければと思います。

GP(かかりつけ医)にて行う検査

まずは事前にGPにて下記のような検査を受けておく必要があります。

  • スワブ検査 これは何か感染症などにかかっていないかを調べる検査です。大きな綿棒のようなものを渡されて、自分で膣内をぬぐい、ケースに入れて提出します。
  • 子宮頸がん検査 数年おきに検査するように推奨されていますが、もし前回の検査より時間が経っていたりすると看護師さんが検査をしてくれます。

専門医との予約時の検査

私が最初のGPとの診察から専門医に会ったのは約8か月後のことでしたが、その時に、行った検査は主にこちらでした。

  • 卵管造影検査
  • 子宮の超音波検査
  • 精液検査

どこかのタイミングで血液検査も受けたと思うのですが、どの時期だったか忘れてしまいました。
血液検査は不妊治療中は嫌になるぐらい受けます。

専門医とのカウンセリングの際、月経のサイクルや何か症状があるかなどを話し、不妊治療についての冊子などが渡されます。検査についての説明があり、その場で予約、もしくは数日後に予約の電話がかかってきて、検査を予約します。最初、卵管造影検査と超音波検査は別の病院で行うことになっていたのですが、後日同じ病院で同じ日に行うように変更してくれました。

卵管造影検査は痛いという情報を見ていたのですが、特に痛いこともなくスムーズでした。
私は子宮の超音波検査で病気が見つかり、その場で検査してくれた人が病気の説明をしてくれました。

男性は精液検査がありますので、指定された場所に持っていく必要があります。

専門医との最初の面談後わりとすぐに2回目の面談があり、そこで検査結果を改めて聞き、その後の治療方針が決まります。
私の場合は病気が見つかったので、手術の予約が先でした。
その時は健康保険に加入していた為に、私立の病院を予約してもらったので、通常なら空いている日を予約できるのですが、1か月後ぐらいに日本に一時帰国する予定があった為、その帰国後に手術日を設定してもらいました。
保険に加入していない場合は公立の病院での手術となるので、予約待ちに入れてもらうことになります。

ちなみにこのカウンセリングをしてくれた先生が、手術もしてくれました。カウンセリング自体は公立の病院で行っていますが、お医者さんは私立の病院でも同じように働いているようです。

その後は一度も私立の病院を使ったことがありませんが、私立の病院は全室個室、テレビ、トイレシャワー付き、ご飯もおいしかったです。(公立の病院の食事はおそろしくまずいです。)

手術後に再度面談、私はIVFのウェイティングリストに入れてもらい、ここから1年5か月ほど待つことになります。
IVF(体外受精)の他にもIUI(人工授精)についても説明がありましたが、お医者さんも勧めませんでしたし、年齢が若くないので、IUIで時間を使うことは意味がないと思い、選択しませんでした。
またAMHテスト、IVFの周期で得られる可能性のある卵子の数を予測するテスト(血液検査)についても説明があったのですが、これも受けませんでした。

その後忙しく毎日が過ぎていきましたので、いつ順番が回ってくるのかそれほど気にしていなかったのですが、順番回ってきたので、いついつ来れる?という感じで突然電話がかかってきて、その日に予約を入れてもらいました。

次回、IVF治療について紹介します。

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