ニュージーランドの発達障害① かかりつけ医での診察

ニュージーランド発達障害

子供の発達障害については自分ではなく子供自身に関することなので、ブログに書くべきか葛藤があります。
それでも、もしかしたらニュージーランドで発達障害について調べている人がいるかもしれないと思うと、どのように診断され、どのようなサポートがあるのか共有したいと思い、ブログにしました。

発達障害があるけれど、普段はそれほどは意識することはなく、学校も普通クラスに通っています。
日本で子供を育てたことがないので、日本との違いがわからないですし、一言に発達障害と言っても一人ひとり特性が違うので、サポートもその特性に合わせたものが紹介されます。ですので、あくまで一つの例として読んでもらえると嬉しいです。

発達障害かも?

まずはなぜ発達障害があるかもと思ったのか、発達障害のお子さんを持つ方は似たような経験でしょうか、なんか違和感があるな、と2、3歳の頃から思っていました。
例えば、表情が乏しかったり、反応が鈍かったり、言葉が遅かったりなど。

言葉に関しては、海外に住んでいますし、私と旦那さんがそれぞれ子供に対して話す言葉も違うので、遅い発達でもまあそうなのかな~とも思っていましたが、でもなんか違和感があるんだよな、という感じでした。

そして、通っていた幼稚園の先生から、他の子供と着眼点が違う、もしかしたら何かあるかもしれないので、そうだった場合たくさんサポートを受けることができるから、良かったらお医者さんで診てもらうと良いと話があったことが決定的でした。
その先生は以前から、話の端々に、何かある気がするというサインが出ていたのですが、とても好意的で、この子にはこんな素晴らしいところがある、とむしろ誇りに思うべきぐらいという話し方だったので、園で大変なこともあったと思うのに、その伝え方が有難かったです。
結果、かかりつけ医に診てもらうことにしましたので、この先生にはとても感謝していますし、子供もこの先生になついていたので、出会えたことはとても幸運でした。

かかりつけ医での診察

早速診察の予約を取り、お医者さんに話したところ、発達のチェックリストをもらい、該当するものにチェックを入れて、後日受付に出しておいてくださいとのことでした。
このお医者さんはかなりぱぱっと仕事をされる方で、目も合うし、ハイタッチもするし、発達障害じゃない気もするけど、専門医にリファーするね、と早速紹介状を出してくれました。
想像ではありますが、親だけではなく、第三者、私の場合は幼稚園の先生から言われたことで専門医へのリファーもスムーズだったのかもしれません。

余談ですが、元々このお医者さんは、ちょっと不安かなと思うと、すぐ専門医に回してくれ、子供が生まれたばかりの時、目の検査でも迅速に動いてくれました。なかなかこういうお医者さんを見つけるのはニュージーランドでは難しいです。

しかしここからがニュージーランドです。専門医と会えたのは、このかかりつけ医との診察から、9か月後のことです・・。
ニュージーランドの医療は、かかりつけ医での診断は子供以外はその都度結構な金額の診察料が発生しますが、オークランドホスピタルなどの専門医で診てもらうことになるとそこから無料になります。無料だからこそ、この待ち時間がかなり長いのです。
日本も発達障害の診察はかなりの予約待ちと聞いたことがありますが。

次回、専門医との面談について書いていきたいと思います。

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