ニュージーランド不妊治療⑥移植

ニュージーランド不妊治療

前回は採卵についてお伝えしました。

今回は移植のお話をしていきたいと思います。

移植日は採卵から5日後に決まりましたが、移植はとても簡単で一瞬で終わってしまった感じです。
まず膀胱を満杯にした状態で来てくださいと言われたので、たくさんお水を飲んでいきました。
診察室に呼ばれたら、いつもの膣に入れるタイプのエコー(このタイプのエコーで不妊治療中は何度も検査があります。)を見ながら先生がポッと受精卵を戻し、おしまいです。

後は、血液検査の日程表を渡されます。
まずは移植後の2日後、 そして11日後に妊娠テストとして血液検査があります。
もし11日後の妊娠テストでHCGの値が高ければそのまま継続して血液検査をする必要があります。
私の場合は11日後に値が上がっていたので、その6日後、そしてまたその7日後に血液検査がありました。
どちらも値が上がっており、移植から約1か月後にクリニックに再度行き、お腹のエコーで胎児と心拍を確認し、妊娠と判断されました。
これらの血液検査の結果は全て看護師さんから電話がかかってきてお知らせがあります。

妊娠が判明したので、不妊治療クリニックは退院、もうここからはクリニックに通う必要はありません。その後は各自でGPで助産師さんリストをもらったり、インターネットで調べて助産師さんを決めて連絡を取ります。
私がその時住んでいた地域はあまり助産師さんも多くなく、また不妊治療ということもあって、プライベートのお医者さんを選択しました。が、二人目は公的機関の助産師さんにお願いしましたが、こちらの方がはるかに良かったです・・。
通常は助産師さんにお願いすると費用は無料、プライベートのお医者さんはそれなりの金額を支払う必要があります。
また別の機会にプライベートのお医者さんと助産師さんの違いなどをお伝えできたらと思います。

あとは通常の妊娠と同様に定期的な検査があり、出産を迎えます。

前回のブログでお伝えした通り、膣に入れるUtrogestanの薬は妊娠後そのままだいぶ長くまで続きました。

移植は本当に簡単に終わるので、これで終わり?という感じです。

妊娠したらもうクリニックは卒業となりますが、このクリニック、女性ばかりで、お医者さんは皆女性、男性は培養士の方と看護師で1名ずつ見たきりで、他の培養士の方も女性ばかりでした。
日本で産婦人科に行ったことがありましたが、男性のお医者さんだったので、ニュージーランドの方がちょっと気楽でした。
どの方もとてもプロフェッショナルな印象があり、(もちろんそれを専属でされているかと思うので当然かもしれませんが)公的機関で受ける為に待った時間は長かったですが、無料で技術の高い方々から受けることができたことはとても有難いことだと感じます。

不妊治療についてはこれでおしまいですが、最後にもう一つ、凍結した受精卵を使って、その後再度移植を行いましたので、そちらについても次の機会にお伝えしたいと思います。

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