現在ニュージーランドの幼稚園、小学校、中学校、高校はスクールホリデー中です。
うちの下の子は保育園に通っているのでお休みはなく、通常通り通園しています。
スクールホリデーは学期と学期の間に2週間あります。
ニュージーランドは4学期制、1月末から2月初めに1学期が始まり、2学期は4月、3学期は7月、4学期は10月に始まり、4学期の終わりは12月です。
(かなり大まかですが、詳しくはこちらで確認できます。)
4学期が終わると次の年の1学期までクリスマスホリデー(ニュージーランドは夏なので夏休み)に入り、約1か月半ほどお休みになります。
学校からは、こんなの休み中に勉強、復習したらどう？ぐらいの提案はありますが、基本宿題はありません。
このスクールホリデー、(そしてもちろん1か月半もあるクリスマスホリデーも)なかなか厄介です。以前の送り迎えのブログで書いた通り、14歳以下の子供を1人で留守番させてはいけないので、このスクールホリデーも誰かと一緒である必要があります。
誰かって・・誰でしょう。
スクールホリデーを丸々仕事もお休みにして旅行に出かけるなんていう贅沢な家庭もいますが、(もちろんこの時期は航空券や宿泊費用が割高・・)毎回毎回お休みを取るわけにもいかないですよね。
面倒を見てくれるおばあちゃん、おじいちゃん、親戚などがいたらいいのですが、それもできない場合、スクールホリデープログラムというものに参加させる家庭も多いようです。
スクールホリデープログラムは色々なところでやっています。自分が通っている学校の敷地や他の学校で行っているものもあれば、教会で行っていることもあります。
住んでる地域名とスクールホリデープログラムと検索すると行っている場所が出てくると思いますが、通っている学校からお知らせがあることも多いです。
ただ、もちろん費用がかかります。
毎日参加しなくても、参加したい日だけ参加でき、日によって行うアクティビティが異なります。
学校の敷地を使って行うようなアクティビティだと少し費用は安めですが、どこかに出かけるアクティビティとなるとちょっと高くなります。
学校の敷地で行うアクティビティというのは例えば簡単なクッキングだったり物を作る系、どこかに出かけるアクティビティはプレイグラウンドのようなところに出かけたりします。
また時間も例えば9時から15時まで9時から18時までなど選べますが、その時間によっても費用は異なります。9時前から預けたい場合は別途費用がかかります。
一日平均$60～80ぐらいかなと思いますが、教会で行っている場合はもっと安いです。ただ、教会の場合は、その宗教のお勉強の時間が含まれます。
他にもスポーツの、例えばスイミングスクールのホリデープログラムなどもあります。
このスクールホリデー、憂鬱ですよね・・。
スクールホリデープログラムに送るのはお金がかかりますし、本人が行きたくないかもしれません。となると、自分が休みをとって家にいる、という選択肢を選ぶ人もいますが、その期間の収入がなくなる場合もあり、そして子供とず～っと家にいるのはちょっと大変・・だんだん子供も大きくなってくると喧嘩になることも多いとか。
今の時期は天気もあまりよくないので、外に出られないと家で毎日することがないですよね。
約10週間学校に行く毎にこのスクールホリデーがやってきますので、学校の送り迎え同様、仕事をしながらどうやって子供の面倒を見たらいいのか、なんだかそもそも助け合える家族がいることが前提のように思えます。私たちのように親族がいない人たちはどうやってやり過ごしていますかね。
まだまだ14歳まで続きますし、始まったばかりです。
